プライバシー・ポリシー

新潟県新潟市西区青山にある、わたなべ内科・消化器内科を診療しています。

わたなべ内科・青山クリニックは新潟県西区にあるクリニックです。内科・消化器内科・呼吸器内科・循環器内科・アレルギー科と幅広く診療しております。地域のみなさまに愛されるクリニックを目指しています。

新着情報

2022/10/11オミクロン株対応2価ワクチンの接種対象者が拡大されます。

オミクロン株対応2価ワクチンは、12歳以上59歳以下の基礎疾患のない3, 4回目未接種の方にも接種の適応拡大となります。

[対象者] 当面は、1,2,(3)回目コロナワクチンを当院で接種された方で、(3), 4回目の接種券が届いた方
[開始日] 令和4年10月18日(火)より接種開始予定
[予約方法] 接種券が届いたら、お電話か直接来院にて予約をお取りください。
[接種日時] 火、水、金曜の午前、午後 (予定)

ワクチン供給状況、予約状況により、変更となる場合があります。
ご理解とご協力をお願い致します。

2022/09/2910月24日(月)は休診となります。

10月24日(月)は、都合により休診となります。
ご不便をお掛けしましが、何卒ご了承ください。

2022/09/28マイナカードを保険証として利用できます

当院では、令和4年8月31日より、オンライン資格確認等システムを導入、運用を開始しております。
マイナンバーカードを保険証として利用できます。
診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に務めております。

令和4年10月1日より、初診時に以下の加算がかかります。
◆医療情報・システム基盤整備体制充実加算 (初診時)
加算1 4点
加算2 2点 (マイナ保険証を利用した場合)

2022/09/1210月初旬よりオミクロン株(BA.1)対応 (ファイザー)となります。


4回目のコロナワクチン接種は、個別接種でも10月初旬より、オミクロン株(BA.1)対応と従来型の2価ワクチン(ファイザー社製)に切り替えとなります。


当院では、10月7日(金)接種分より、オミクロンBA.1対応に切り替えとなる予定です。
対象者は、60歳以上の4回目未接種者、18歳以上59歳以下の基礎疾患を有する方、重症化リスクが高いと医師が認める方で4回目未接種者、接種券が届いた方となります。
当面の間、主に、金曜日の午前、午後に行う予定です。
概要については、4回目のコロナワクチン接種についてをご覧ください。

●なお、既に4回目の接種が終了した方の5回目のコロナワクチン接種は、オミクロン対応ワクチンにて、当院では12月初旬(4回目接種の5ヶ月後)より開始する予定です。

接種の曜日、時間等はワクチン供給状況、対象者の範囲、人数により、随時、変更となる場合があります。
皆さまのご理解とご協力をよろしくお願い致します

2022/09/09インフルエンザ予防接種の予約受付を開始しました


インフルエンザ予防接種 (2022年度) の予約受付を開始しました。


[接種開始]当院では、令和4年10月4日(火) より接種開始予定です。

[対 象 者]当院は、高校生(15歳)以上の方に接種しています。
●当面の間、当院かかりつけの方、またはそのご家族の方、3か月以内に受診したことのある方のみ、受付致します。
※なお、今後の予約状況、ワクチン供給状況により接種対象者の範囲を変更することがあります。その際には、当院ホームページに順次掲載してまいります。

[費 用]通常 4,100円 (税込)
●65歳以上の方は 1,560円、生活保護を受けている方は無料です。

[接種日等]“予約制” となります。“予約のない方” の接種はお断りします。
●予約時間は、目安です。当院は、インフルエンザワクチン接種より、保険診療の 1) 具合の悪い方の診療、2) 通常の予約の方の診療、3) 内視鏡検査を優先します。接種まで多少お待ち頂く場合があります。通常診療の他の患者さんのためにも、ご協力ください。
●定期受診時に、または、お電話にてご予約ください。
●インフルエンザワクチン接種のみの方は、診療日の 12時頃から (月から土曜)、17時30分頃から (月, 火, 水, 金曜)、接種する予定です。
●当院かかりつけの方(定期的に受診され処方を受けている方)は、受診時に接種できます。ただし、必ず事前にお電話か直接来院にてご予約ください。

[留意事項]
●当院は、インフルエンザワクチン接種より特に、保険診療の 1)具合の悪い方の診療、2)通常の予約の方の診療、3)内視鏡検査を優先します。接種まで多少お待ち頂く場合があります。
●“予約のない方”の接種はお断りします。
●季節性インフルエンザは、例年1~3月頃にかけて大きな流行があり、高齢者がかかると重症化する恐れがあります。予防接種の効果があらわれるまでに2週間程度かかりますので、対象者で希望する人は早めに接種ください。一昨年と昨年は本邦でのインフルエンザの流行はありませんでした。しかし、今年の6月に、季節が逆(冬) の南半球のオーストラリアではインフルエンザが流行しました。日本感染症学会は、2022-2023年シーズンは本邦でのインフルエンザ流行の可能性が大きいため、ワクチン接種の推奨と十分な感染予防の必要性を提言しております。今年度の本邦でのコロナとの同時流行が懸念されております。
●2022年度インフルエンザワクチンの製造株は、以下の通りです。
 A型株 A/ビクトリア/1/2020 (IVR-217) (H1N1)
 A/ダーウィン/9/2021 (SAN-010) (H3N2)
 B型株 B/プーケット/3073/2013(山形系統)
 B/オーストラリア/1359417/2021(BVR-26) (ビクトリア系統)
●厚労省から、コロナワクチンとインフルエンザワクチン同日接種可能との指針が出ておりますが、打ち間違えや混乱を避けるため、当院では同日接種はしない予定です。ただし、コロナワクチンとインフルエンザワクチンの互いの接種間隔は特に定めません (翌日以降なら接種可とします)。ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い致します。
●12月初旬頃より、5回目のコロナワクチン(オミクロン株対応)接種が開始となる予定です。したがって、現時点では、インフルエンザワクチンは例年より早めの接種をお勧めしています。

2022/08/018月下旬よりモデルナ社製となります。

4回目のコロナワクチン接種は、個別接種でも順次、8月下旬よりモデルナに切り替えとなります。

当院では、8月30日(火)接種分より、モデルナに切り替えとなる予定です。

また、18歳以上59歳以下の基礎疾患を有する方、重症化リスクが高いと医師が認める方、を対象としたワクチン接種は、9月初旬よりモデルナで開始予定です。

当面の間、(水)、金曜日の午前、午後に行う予定です。

概要については、”4回目のコロナワクチン接種について”をご覧ください。

接種の曜日、時間等はワクチン供給状況、対象者の数により、随時、変更となる場合があります。

皆さまのご理解とご協力をよろしくお願い致します。

2022/07/04ピロリ菌除菌の要点と最近の知見について

ピロリ菌除菌について基本的な要点と最近の知見

先日、ヘリコバクター学会の教育講演会がありました。ピロリ菌除菌についてについて基本的な要点と最近の知見を1問1答式にまとめてみましたのでご参照ください。


【質問1】 ピロリ菌とはどんな細菌ですか?また、ピロリ菌除菌療法の要点について教えて下さい。

【答え】
1. ピロリ菌とは?
ヘリコバクター・ピロリ菌は1983年、今から約40 年前にオーストラリアの大学院生、ウォーレンとマーシャルによって発見された胃の中に住みついている細菌です。マーシャルはヘリコバクター学会で新潟市にも来たことがあります。 グラム陰性球菌ウレアーゼ活性を有しアンモニアを産生する ためアンモニアを産生するため、酸性が強い胃内でも生息できます。”ヘリコ”は”ヘリコプター”と同じ語源で”らせん”の意味。 4-8本の長い鞭毛(べんもう) を有し遊走能をもっています。周囲の環境が悪いと、例えば、糞便中には球状の形態(coccoid form)をとり冬眠状態の形で排出され、次の宿主(ヒト)に感染します。



2. ピロリ菌感染の検査法は?
内視鏡を用いる方法:
1)病理診断:内視鏡で胃壁の組織を採取 (生検)して、病理医が顕微鏡でピロリ菌の存在を診断します。
2)組織培養検査:内視鏡で取った組織から菌を分離培養して調べます。
3)迅速ウレアーゼテスト:内視鏡検査時に胃壁の組織を採取して、ピロリ菌が出すウレアーゼという酵素活性を専用のキットで調べる迅速検査です。



内視鏡を用いない方法:
4)ヘリコバクター・ピロリ抗体検査採血でピロリ菌抗体(IgG)を調べます。
5)尿素呼気試験:空腹で13C-尿素(ユービット)を内服し、ピロリ菌が有するウレアーゼ活性 (尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解) を利用して、息を吐いたときの呼気に含まれる二酸化炭素の濃度で除菌の効果判定をします。体への負担もなく、かつ精度も高い検査法です。



6)便中抗原:便の中に含まれるピロリ菌抗原をポリクロナール抗体で補足する抗原抗体反応を用いて測定する方法です。便潜血検査に似たようなキットで便を提出する簡単でかつ精度が高い方法です。



当院では、

●除菌前のピロリ菌の存在診断は、
1)便中抗原測定
2)尿素呼気試験
(or/and ピロリ抗体測定)

●除菌後の治療効果判定は、
1)尿素呼気試験
2)便中抗原測定

にて、行なっております。

3. ピロリ菌除菌治療の要点は?
①1次除菌:サワシリン+クラリス+タケキャブ3剤を朝晩1日2回、1週間内服
1次除菌の成功率は約93%です。除菌不成功の方は、2次除菌となります。
②2次除菌:サワシリン+メトロニダゾール+タケキャブ3剤朝晩1日2回、1週間内服
2次除菌の成功率は、97%、除菌不成功の方は、希望者は3次除菌(自費)となります。
③3次除菌(自費)は、当院では施行していません。新潟大学病院に紹介受診を勧めています。

除菌により,
1)潰瘍の再発防止効果
2)胃がん発生を50%減少させる効果 (Sugano K. Gastric Cancer. 2019;22:435-45.)が、得られます。

4. 除菌治療の副作用について
副作用は、 1)軟便、下痢 10-20%2)味覚障害 5% (クラリスによる味覚異常。例えば、ブリ大根の味が多少変わる程度で軽症が多い、当院の問診では誰も訴えがありません)、 3)発疹(1%)、 ペニシリンによる反応疹で薬疹とは意味合いが違うようです。

5. 除菌後の効果判定のテストについて
当院では、除菌薬内服終了の2か月後に除菌ができたか否かの効果判定のテストを 1)尿素呼気試験 、または、 2)便中抗原 で判定しています。両者とも、感度、特異度とも同等で、除菌後の効果判定に適したテストです。

●除菌後の内視鏡検査のフォローはとても重要です。
除菌後の内視鏡フォローは非常に重要です。 必ず、除菌後も定期的に当院で胃カメラを受けて下さい。 除菌前の内視鏡所見と比較が必要です。



【質問2】 ピロリ菌はどうゆう経路で感染するの?

【答え】 両親から子供への離乳食などの口移しによる感染 が、全体の 90%を占めます。 母親からが80%、父親からが10%です。 主に、唾液や歯垢を介した口―口感染、または糞―口感染と考えられています。
(Kanno M et al. pediatr Infect Dis J. 2008;27:999-1003)


【質問3】 ピロリ菌にも抗生剤が効かない耐性菌がいるの?

【答え】 親が風邪や気管支炎などでクラリスという抗菌薬を内服していると、親の胃内に感染しているピロリ菌がクラリスの効かない耐性菌に変化します。その耐性菌が、親から子供に感染するので、近年、ピロリ菌陽性の子供はクラリス耐性菌率が高い結果となっています。しかし、ボノプラゾン(P-cab)という胃酸分泌抑制効果が高い薬と併用できるようになり、ペニシリンの抗菌力も強いので、全体の除菌率は維持されています。


【質問4】 ピロリ菌除菌薬を内服する際の注意点は?

【答え】 タケプロンという胃酸分泌抑制薬(PPI)は食後投与だと血中濃度が下がります。現在の除菌の中心役を担うタケキャブ (P-cab)は食後でも血中濃度が下がりにくいと言われています。除菌薬は 食前30分前普通の水で内服するのがいいようです。ジュース等は浸透圧が高いので除菌の効果をさげることが指摘されています。10000円支払って食後に内服すると、3000円分しか効かないということになります。この知見はまだcontroversialです。ワーファリン内服者は2剤療法(タケキャブ+サワシリン)が良いという意見もあります。


【質問5】 ピロリ菌除菌後は再発しませんか?

【答え】 本邦から、ピロリ菌除菌後の2079名中1年以内に13名の除菌後の再陽性化、4年後以降目で更に13名、計26名0.22%が再陽性化したと報告されました。DNA解析で、1年以内は、微量に残存していた除菌前と同一株が再活性化した、4年後以降は、先の感染株とは別の株の再度、新たに感染したと報告されました。(Take S, et al. J Gastroenterol. 2012;47:641-6.)


【質問6】 ピロリ菌除菌に成功すれば、胃カメラはもうしなくて大丈夫でしょうか?

【答え】 まずは、分化型胃がんの発生率は除菌により半減できたわけですが、ピロリ菌陰性の人と比べて、分化型胃がんの発生は多いので、除菌後1年目、それ以降も 定期的に当院で胃カメラを受けてください。 また、ピロリ菌除菌患者の長期フォローで、明らかに除菌実薬群は、除菌後10年以降の長期は、未分化癌が増えてくる。萎縮が軽度の症例群は10年以降には、(相対的に)高度な萎縮例より未分化癌リスクが高まる可能性がある。除菌成功は逆流性食道炎の発症リスクが上がる。よって、バレット腺癌(逆流性食道炎が治癒した粘膜に発生しやすい胃癌)が増える(年率0.01%)ことが知られています。従って、 除菌後の内視鏡フォローは非常に重要です。必ず、除菌後も定期的に当院で胃カメラを受けて下さい。
(Take S, et al. J Gastroenterol. 2020;55:281-8.)
(Take S, et al. J Gastroenterol. 2012;47:641-6.)

2022/07/048月13日(土)より8月16日(火)まで夏季休診となります。

8月13日(土)より8月16日(火)まで夏季休診となります。
ご不便をお掛けしますが、何卒ご了承ください。

2021/08/10発熱等かぜ症状の受診についてお願い

●お願い

発熱、咳、咽頭痛などかぜ症状のある方は、
院内に入らずに携帯電話等で当院受付 (025-232-5588)にご連絡下さい。

以下の方の発熱等かぜ症状は、当院では診察できません。院内に入らないで下さい。
1)会合、会食、飲み会など飲食店の閉鎖空間で家族以外の他者と接触をされた方
2)スポーツクラブ、ライブハウス、カラオケ店、(日帰り)温泉施設などを利用した方
3)県内外を問わず、地域をまたいだ移動をした方、他県、または他地域から来た外来者・家族と接触した方
4)新型コロナウイルスに感染した方との接触があった方、感染が心配な方
 
当院は、新型コロナウイルス感染症の方は診察できません。また、コロナ感染のPCR検査、抗原検査等は一切行っておりません。
コロナウイルス感染の疑いのある方、コロナ感染が心配な方は、
新潟県新型コロナ受診・相談センター(025-256-8275)
に電話で相談し、コロナウイルス感染症に対応できる医療機関を受診してください。

以上、何卒ご理解、ご協力お願い致します。

わたなべ内科・青山クリニック 院長

2021/05/07風邪症状の診察は、午前11時45分から、午後5時45分からとなります

ウイルス感染拡大防止の観点から、風邪症状 (発熱、倦怠感(だるさ)、咽頭痛、咳、痰、鼻汁、頭痛など特に呼吸器症状)の方は、当院かかりつけの方でも、当面の間、診察時間を次のように限定します。

風邪症状の診察は、

午前 11時45分から12時15分(予定)
午後 5時45分から6時00分 (予定)

となります。

来院前に、必ず事前に電話連絡(025-232-5588)をお願い致します。
発症経過、診療状況により車内でお待ち頂く場合や診察をお断りする場合がございます。

以上、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い致します。

わたなべ内科青山クリニック 院長
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