2014/03/24今の”流行性かぜ” インフルエンザ、ウイルス性胃腸炎、のど鼻かぜ
平成26年3月20日時点で、当院でのはやり風邪は、
1) インフルエンザ
A型、B型両方見受けますが、小児、その家族内感染により、B型のインフルエンザが多く見受けられます。急な発熱のみ、特に高熱でなくてもインフルエンザと診断される場合が多いようです。咳、痰、鼻汁、発熱と、主な上気道炎症状がそろっている患者様でも、インフルエンザが検出される方が多いようです。
当院では、インフルエンザ検査キットにより、迅速な診断と対応した治療をしております。
2) ウイルス性腸炎
昨年末より、胃の蠕動不全による腹痛、嘔気、嘔吐と発熱(伴わない例も多い)、さらに後に下痢(軽度であったり、下痢がない場合もあり)をするウイルス性腸炎が多いようでした。最近も、嘔気、嘔吐、(腹痛)など上腹部の訴えを中心とする、いわゆる”お腹のかぜ”が流行っています。
当院では、症状に応じて、内服処方、点滴治療をしております。
3) 急性上気道炎
3月第2週目ころより、インフルエンザではない、咳、痰、そして鼻汁が多い上気道炎の患者様が増加しております。
4) スギ花粉症
3月初旬より増加、3月第3週より、アレルギー性鼻炎、結膜炎の方が増加しております。早めの抗アレルギー薬の内服をお勧め致します。