2015/04/30最近のはやり風邪
当院での最近のはやり風邪は以下の通りです。1) 咽頭部の強い痛み、高熱を伴う溶連菌感染症–成人の方でも多く見受けられます。抗生物質の内服が有効です。
2) 熱はないが、咽頭部痛、咳、痰、鼻汁などの症状を伴う風邪の患者さんを多く見受けます。特に、咳が強く、連続して咳込む、痰がらみも強く、咳が1-2週間以上も続く、といった方が多数受診しています。
3) 高熱、吐き下しの急性ウイルス性胃腸炎の方が多いです。特に最近は、嘔気、上腹部膨満感のみで下痢、腹痛(しぶり腹等)のない軽度の方の受診も見受けられます。
4) B型インフルエンザが少数、高熱で発症–殆んど、見受けなくなりました。
当院では各患者さんの症状に応じた内服薬を処方しております。症状が強く、経口摂取が困難な場合や強い脱水症の場合、点滴治療を施行しております。
詳しくは、当院にご相談ください。