プライバシー・ポリシー

新潟県新潟市西区青山にある、わたなべ内科・消化器内科を診療しています。

わたなべ内科・青山クリニックは新潟県西区にあるクリニックです。内科・消化器内科・呼吸器内科・循環器内科・アレルギー科と幅広く診療しております。地域のみなさまに愛されるクリニックを目指しています。

新着情報

2017/03/13当院のピロリ菌除菌の現状

当院で平成24年6月より平成28年6月までの4年間で
431例のピロリ菌陽性の方が除菌(1次除菌)されました。
なお、4年間での2次除菌例は100例でした。

当方は、ヘリコバクター・ピロリ菌感染症学会認定医です。
除菌治療は自宅で7日間内服するのみで比較的簡単です。

副作用は、軟便、下痢が約10%、味覚異常は約20%、皮疹(薬疹)は約1%といわれています。
当院で4年間に除菌した431例中、軟便、下痢は10%程度でしたが、味覚異常は煮物の味が少々変わるなど軽度で自覚しにくいためか、除菌後の問診でははっきりせず、0例(0%)でした。
皮疹(薬疹)は、5例(約1%)の方に出現し、1例は重症でした。

当院では自費での除菌は一切していません。
保険治療でやること —胃カメラ検査をせず除菌するのは胃がん見逃しにつながり危険ともいえます。
検診や人間ドックで、以下の1)2)3)いずれの場合でも、当院で対応し、除菌治療を致します。
(保険診療のみ、当院は自費での除菌治療はしておりません。)

1) ピロリ菌陽性を指摘された方
→当院を受診されて下さい。当院でます、胃カメラをして、慢性胃炎(ピロリ感染胃炎)を確認、胃がんのないことを確認して、除菌することをお勧めします。

2) ピロリ菌陽性、胃カメラもすでに終了し、除菌を勧められた方
→当院を受診されて下さい。初診時に、除菌薬を処方します。検査結果と内視鏡写真が必要ですので、検診時の資料をお持ちください。

3) 胃カメラをしてピロリ菌検査を勧められた方
→当院を受診されて下さい。ピロリ菌の有無を尿素腰試験またはピロリ菌抗体検査をしてチェックし、陽性なら除菌治療をお勧めします。 


ピロリ菌陽性でまだ除菌していない方は、

1) 胃十二指腸潰瘍再発防止
2) 胃がんの発生率を約30%低下させる

という観点から、除菌治療をお勧め致します。
除菌前には胃カメラ検査が必須です。
除菌治療は7日間自宅で内服する比較的簡単な治療です。

しかし、軟便、下痢、味覚障害、発疹(薬疹)などの副作用にも注意が必要です。
ピロリ菌除菌成功後の再感染は、成人では400人に1人という報告があり、ほとんど再感染はなし、と考えて頂いて結構です。
成人は再感染成立させないための免疫機構が十分備わっているためです。
家族生活や性交渉などでも通常は再感染はおきません。

また、除菌に成功された方は、1年経過されたら、再度、胃カメラ検査を受けることが推奨されております。

詳しくは、当院へご相談ください。

ページTOPへ
Copyright (c) 2012 Watanabe internal Medicine Aoyama Clinic. All Rights Reserved.